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せどりを始めると、仕入れのたびに
「現金がどんどん減っていく…」「資金繰りが不安…」と感じることはありませんか。
そんなときに心強い味方になってくれるのが、クレジットカードです。
カード払いにすることで、支払いまでにタイムラグが生まれ、
手元の現金を残したまま仕入れができますし、利用金額に応じてポイントも貯まります。
ただし、「なんとなく有名だから」という理由だけで選んでしまうと、
還元率や締め日・支払日の面で、せどりと相性が悪いこともあります。
そこでこの記事では、
仕入れや普段の支払いで使いやすいと感じている「リクルートカード」と「楽天カード」の2枚を紹介します。
自分の仕入れスタイルに合うカードを見つけるヒントになればうれしいです。
せどりにクレジットカードを使うメリット
手元の現金が少なくても仕入れしやすい
せどりをしていると、
「今は在庫を増やしたいけど、手元の現金が心もとない…」という場面がよくあります。
クレジットカード払いにすると、仕入れから実際の引き落としまで1か月前後のタイムラグがあるので、
その間に商品が売れれば、売上から支払いに回すことができます。
もちろんお金が増えたわけではないので使いすぎはNGですが、
- 売れる見込みが高い商品
- 無理のない範囲で仕入れる
という前提なら、カードを上手に使うことで、少ない元手でも仕入れのチャンスを逃しにくくなるのがメリットです。
ポイント還元で実質の仕入れ値を下げられる
クレジットカードの大きな魅力が、利用金額に応じてポイントが貯まることです。
例えば、還元率1.0%のカードで月10万円仕入れをした場合、単純計算で1,000円分のポイントが貯まります。
このポイントを
- 次回仕入れの支払いに充てる
- 日用品の購入に使って現金支出を減らす
といった形で活用すれば、実質的に仕入れ値を下げることができるイメージです。
重要なのは、ポイントの使い道をあらかじめ決めておくこと。
「なんとなくコンビニで使ってしまう」よりも、
「毎月のサーバー代に充てる」
「生活費のうち○○に使う」
など目的を決めておくと、せどりの利益アップにつながりやすくなります。
利用明細がそのまま仕入れの記録になる
クレジットカードを仕入れに使うと、カード会社の明細がそのまま「仕入れの記録」になります。
現金仕入れの場合はレシート管理をサボると
「いつ・どこで・いくら仕入れたか」が分からなくなりがちですが、
カード払いなら、オンライン明細を見れば一覧で確認できます。
月に1回カード明細を開いて、
- 日付・店舗名・金額をスプレッドシートに入力
- 不要な支出や仕入れすぎがないかチェック
というだけでも、帳簿づくりの手間をかなり減らせるのでおすすめです。
仕入れ用クレジットカードの選び方【4つのチェックポイント】
クレジットカードは種類が多すぎて、
「どれを選べばいいのか分からない」という人も多いと思います。
せどり用として考えるときは、少なくとも次の4つをチェックしておくと失敗しにくいです。
還元率やポイントの使いやすさ
まずは基本の還元率と、貯まったポイントの使い道を確認します。
せどり用カードとしては、
- 還元率が1.0%以上ある
- 仕入れや生活費に使いやすいポイントに交換できる
この2点を満たしていると扱いやすいです。
締め日・支払日と資金繰りのしやすさ
同じカードでも、締め日と支払日は会社によってバラバラです。
- 何日までの利用が、いつ引き落とされるのか
- 売上が入金されるタイミングとズレていないか
を確認しておくことで、資金繰りの見通しが立てやすくなります。
年会費とコスト
年会費がかかるカードは、特典とコストのバランスを見て判断します。
せどり初心者さんなら、まずは年会費無料カードから始めて、
仕入れ規模が大きくなってきたら有料カードを検討する、という流れでも十分です。
国際ブランド・使えるお店の多さ
VISA / Master / JCB など国際ブランドによって、使えるお店が異なります。
せどりでよく行く店舗(家電量販店・ドラッグストア・ホームセンターなど)が、
対応しているブランドかどうかも、事前にチェックしておくと安心です。
せどり初心者におすすめのクレジットカード2選
リクルートカード|仕入れと普段の支払いをまとめやすいメインカード
リクルートカードは、
普段の買い物からネットショッピングまで幅広く使えるクレジットカードです。
年会費がかからないカードの中ではポイント還元が比較的高めで、
「せどりの仕入れにも、日常の支払いにも1枚で対応したい」という人のメインカード候補になります。
せどり目線でうれしいのは、
実店舗仕入れ・ネット仕入れどちらでもポイントがコツコツ貯まること。
貯めたリクルートポイントは、リクルート系サービスや他社ポイントに交換できるため、
- 仕入れで貯めたポイントを生活費の足しにする
- ブログ運営の固定費(サーバー代など)にあてる
といった使い方もしやすいです。
また、カード利用明細を見れば、
いつ・どこの店舗で・いくら仕入れたかが一目で分かるので、仕入れ管理の簡易台帳としても役立ちます。
ポイント還元率や付帯サービスの内容は変更になる場合があります。最新の条件やキャンペーン情報は、必ず公式サイトで確認してから申し込みを検討してください。
楽天カード|楽天市場での仕入れに強いサブカード
楽天カードは、
楽天市場での買い物でポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
こちらも年会費無料で、
「楽天市場で仕入れをすることが多い人」や「楽天経済圏を活用している人」のサブカードに向いています。
楽天市場では、
- ショップ買いまわり
- お買い物マラソン
- 5と0のつく日
など、ポイントアップのイベントが多く開催されています。
こうしたキャンペーン時に、
楽天カードで支払うことで、通常より多くポイントを獲得でき、実質仕入れ値を下げることにつながります。
貯まった楽天ポイントは、
楽天市場での仕入れや、日用品の購入に使えるほか、
楽天モバイルや、楽天電気などの支払いに充当することもできます。
ポイントを「仕入れに再投資する」のか「生活費に回す」のかをあらかじめ決めておくと、ムダ遣いを防ぎやすくなります。
キャンペーン条件やポイント倍率は時期によって変わります。「いつ買うとどれくらいお得か」は、必ず楽天市場や公式サイトの最新情報をチェックしてください。
リクルートカードと楽天カードの基本スペック比較
※スペック・還元率・付帯保険などは執筆時点の情報です。
最新情報は必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください。
基本スペックの違い
| 項目 | リクルートカード | 楽天カード |
|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| 基本還元率 | 1.2%(リクルートポイント) | 1.0%(楽天ポイント) |
| 付帯保険 | 海外・国内旅行傷害保険、 ショッピング保険あり | 海外旅行傷害保険のみ、 ショッピング保険なし |
| ETCカード | 年会費無料 | 年会費有料 (条件付きで無料の場合あり) |
リクルートカードは、
どこで使っても常に高めの還元率で、保険も手厚い「汎用カード寄り」です。
楽天カードは、
基本還元は1%ですが、後述するように「楽天経済圏」で使うときの爆発力が特徴です。
ポイントの貯まり方・使い道
リクルートカード
基本1.2%で、公共料金や固定費の支払いなどでも、安定してポイントが貯まりやすいカードです。
貯まるリクルートポイントは、 Pontaポイントなどに交換でき、
「じゃらん」「ホットペッパー」経由の利用だと、条件次第で合計3.2%程度まで還元が上がるケースもあります。
楽天カード
基本は1%ですが、楽天市場での買い物などでポイント倍率が上がり、
キャンペーンを組み合わせると3倍以上になることもあります。
楽天ポイントは、楽天市場・楽天ペイ・楽天モバイルなどで
1ポイント=1円としてそのまま使いやすく、
「楽天経済圏」ユーザーには非常に実用的です。
どちらが向いている?リクルートカードと楽天カードの使い分け
リクルートカードが向いているケース
- 楽天市場よりも、「現金同等の汎用性」と「固定費決済での還元率」を重視したい
- じゃらんやホットペッパーをよく使う、国内旅行の機会が多い
- 仕入れ先がバラけており、店舗仕入れ・公共料金・通信費などもまとめて高還元にしたい
楽天カードが向いているケース
- 楽天市場・楽天トラベル・楽天モバイルなどを日常的に使う(せどりの楽天仕入れを含む)
- ポイント管理をシンプルにして、「とにかく楽天ポイントを貯めてすぐ使いたい」
- 楽天のお買い物マラソンやSPUを活用して、楽天市場中心で仕入れをする
せどり用で考えると、楽天市場仕入れが多いなら「楽天カード優先」
仕入れ先がバラけていて公共料金・通信費などもまとめて高還元を取りたいなら「リクルートカードを1枚持っておく」
というイメージです。
sedorico両方持って
・固定費や店舗仕入れ = リクルートカード
・楽天市場での仕入れ = 楽天カード
と使い分けると、ポイント効率はぐっと上げやすくなります
せどりでクレジットカードを使うときの注意点
仕入れ用カードと生活費用カードを分ける
まず意識したいのが、「仕入れ」と「生活費」を同じカードにまとめすぎないこと」です。
すべてを1枚のカードで払ってしまうと、
- どの支出が仕入れで、どれがプライベートなのか分かりにくい
- 毎月の支払額が把握しづらく、使いすぎに気づきにくい
という状態になりがちです。
理想は、
- 仕入れ専用のクレジットカード
- 日常の支払い用のクレジットカード
といった形で用途ごとにカードを分けること。
少なくとも「このカードの利用明細は、ほぼ全部せどり関係」と言える状態にしておくと、管理も楽になります。
リボ払いや分割払いは基本NG
クレジットカードには、リボ払いや分割払いといった支払い方法がありますが、
せどりの仕入れでは基本的におすすめできません。
手数料(実質的な金利)が発生し、せっかくの利益を削ってしまうからです。
せどりの理想は、「1回払いにして、引き落としまでに売上を立てる」こと。



もしリボ払いや、分割払いに頼らないと
支払いが厳しい状況が続くようであれば、
仕入れ量が今の資金力に合っていないサインと考えて、
一度仕入れ方を見直すのがおすすめです。
毎月の支払額と在庫金額をスプレッドシートで管理する
クレジットカードは便利な一方で、
「今どれくらい使っているか」が感覚的に分かりにくいという弱点があります。
そこでおすすめなのが、毎月のカード支払額と在庫金額をスプレッドシートで見える化することです。
例として、月ごとに以下の項目を記録しておくと、状況を把握しやすくなります。
- その月のカード仕入れ金額合計
- 現在の在庫金額(仕入れ値ベース)
- その月に売れた商品の売上・粗利益
- 来月のカード引き落とし予定額
数字で管理することで、
カードの使いすぎや在庫の持ちすぎを防ぎやすくなるので、
クレジットカード仕入れを始めるタイミングで表を作っておくと安心です。
まとめ|自分の仕入れスタイルに合う2枚からスタートしよう
- クレジットカードを使うと、手元資金を残したまま仕入れができ、ポイント還元で実質の仕入れ値を下げられる
- せどり用カードは「還元率」「使いやすさ」「締め日・支払日」「年会費」をチェックして選ぶ
- 汎用性と固定費決済の還元率重視ならリクルートカード、楽天市場中心の仕入れなら楽天カードが候補
- 両方持って「固定費・店舗仕入れ=リクルート」「楽天仕入れ=楽天カード」と分けるとポイント効率アップ
- ただし、リボ払いは避けて、毎月の支払額と在庫金額を必ず数字で管理することが大切
クレジットカードは、使い方を間違えると一気に負債が増えてしまいますが、
ルールを決めて上手に付き合えば、せどりの心強い味方になってくれます。
まずは自分の仕入れスタイルを振り返りながら、
リクルートカードと楽天カードのどちらが合っていそうかチェックしてみてくださいね。

