店舗仕入れで伸び悩む一番の原因は、
知識不足よりも「店内で迷う時間が長いこと」です。
同じ1時間でも、見る場所と順番が決まっている人ほど、
チェック量が増えて、当たりに出会いやすくなります。
店に入っても「まずどこから見ればいいかわからない」
気づいたら全部の棚を回っていて、1時間経っていた——そんな経験ありませんか?
この記事では、中古仕入れの基本として
「店舗での見る順番テンプレ」と「仕入れ判断の基準」を、迷わない形でまとめます。
最後に、仕入れ後に利益を伸ばすための「当たり商品のリピート化」までつなげます。
sedoricoこのテンプレを使うと「迷う時間」が減って、
同じ滞在時間でもチェック量が増えます。
短時間でも当たりに出会う確率を上げるための、店舗ルーティンです。
店舗仕入れ前に決める3つ(これだけでムダ打ちが減る)
時間が決まると、見るべき棚が決まります。
逆に「とりあえず行ってみる」は、ダラダラ見て疲れて終わる原因になりがちです。
30分:ワゴン+定番棚だけ
1時間:ワゴン+定番棚+サブ棚
半日:複数ジャンル・複数店舗もOK
やりがちなのが「今日は5店舗回るぞ!」
→移動で時間が消えるパターンです。
まずは1〜2店舗で、仕入れの精度と「見る順番」を固めた方が結果が出やすいです。



私は「ロケスマ」というアプリで行く店舗を絞り、
そこから仕入れルートを作っていました


まずは「リサイクルショップ」で検索
→近い店を1〜2店舗だけ選べばOKです。
結論はこれです。
- 経験を積むほど「今日はここを見る」が決まっている。
- ただし、まだ得意・不得意が固まっていないなら広く見てOKです。
広く見る場合でも、次の「見る順番テンプレ」を使えば時間が溶けにくくなります。
スマホの充電・ツール準備(これだけでストレスが減る)
店舗仕入れは「店内でリサーチできるか」が重要なので、
スマホ周りの準備は最優先です。
途中で電池切れになると相場確認が止まり、判断ができなくなります。
- モバイルバッテリーは必須(リサーチ中に電池が切れるとかなり困る)
- 充電ケーブル(短めだと扱いやすい)
- リサーチ用アプリのショートカット(ワンタップで開けるように)
- メモ(型番・値札・店舗メモ用。スマホメモでもOK)
店で見る順番テンプレ(迷わない仕入れルート)
まずは「当たりが出やすい場所」から見るのが基本です。
迷ったらこの順でOKです。
- 入口付近・平台・ワゴン(特価・処分)
- 定番棚(回転が取りやすい棚)
- サブ棚(店のクセが出る棚)
- 高単価コーナー(時間が余ったら)



当たりが出やすい場所から先に見るだけで、
同じ滞在時間でも、成果が変わります。
1)入口付近・ワゴンから見る理由
ワゴンは
「値付けが雑」
「処分価格」
「入れ替え」
の可能性があるので、短時間で当たりが出やすいです。
30分しかない日は、ここを最優先にするだけでも差がつきます。
2)定番棚はルール化すると強い
定番棚は「毎回見る場所」を固定すると、判断が一気に早くなります。
例えば本なら、いつも見る棚を3列決める。
DVDなら特定ジャンルだけ決める。
これだけで、店に入ってから迷う時間が激減します。
3)サブ棚は店ごとのクセを拾う場所
ここは「当たり店を見つける」ゾーンです。
同じチェーンでも店舗によって、強いジャンル・弱いジャンルが違います。
ベテランが店舗で見ているのは、実は「違和感」です。
・いつもと違う値札の色
・棚の端っこにある不自然な隙間
・急に増えた特価札
・その棚だけ妙にスカスカ/逆にパンパン
こういうサインがある棚は、いつもより丁寧に型番と価格を見ておくのがおすすめです。
4)高単価コーナー「時間が余ったら」でOK
高単価は魅力ですが、
初心者のうちは「迷って時間が溶ける」原因になりやすいです。
まずはワゴン→定番棚→サブ棚でチェック量を稼いで、
最後に余裕があれば見にいく順が安定します。
仕入れ判断の基準(この4つだけでOK)
迷ったら「回転」優先でOKです。
薄利でも早く売れる経験が増えると、資金も自信も回って継続しやすくなります。
判断基準はこの4つだけで十分です。
迷ったら、次の表の「基準」に当てはめて判断するとブレません。
| 判断項目 | チェック内容 | 迷った時の基準 |
|---|---|---|
| 利益 | 売値 − 手数料 − 送料 − 仕入れ | 利益1,000円以上 もしくは 利益率20%以上 |
| 回転 | 1ヶ月以内に売れそうか | 過去3ヶ月で、 3回以上売れていれば仕入れる |
| 状態 | 欠品・破損・動作の有無 | 自分が買う時に許容できるか |
| 上限 | 仕入れ値の上限 | マイルール超えならスルー |
1)利益:売値−手数料−送料−仕入れ
細かい計算が苦手でも、
「売値−手数料−送料−仕入れ 」がプラスなら候補です。
送料・サイズ感の見落としで利益が消えることが多いので注意です。
2)回転:売れるまでの期間
利益が出ても、いつまでも売れないと資金が回りません。
まずは「回転が早いもの」を優先した方が、経験値も資金も増えます。
3)コンディション:付属品・欠品・動作
家電・ゲーム・楽器・おもちゃ系は、
利益が出ても返品や不良で崩れやすいです。
店舗仕入れの強みは「現物を見て判断できること」なので、ここで差がつきます。
付属品の有無は、購入前に店員さんに確認したいと言えば大丈夫です。
説明書が入っていなかったら、メーカーサイトなどからダウンロードして確認すると安心です。
4)仕入れ値の上限を決める
迷いが長くなる人ほど「買うかどうか」で悩みます。
悩む原因は、上限が決まってないことが多いです。
・仕入れ値の上限をざっくり決める
・それを超えるならスルー
このルールがあるだけで、迷いが減って仕入れスピードが上がります。
店頭チェックリスト(覚えたけど現場で忘れる人向け)
店頭チェックリスト
・利益:送料・手数料込みで黒字になる?
・回転:1ヶ月以内に売れそう?(過去3ヶ月で3回以上売れているか)
・状態:付属品・欠品・動作は問題ない?
・上限:自分ルールの仕入れ上限を超えていない?
※「状態:付属品・欠品・動作」は、家電・ゲーム・楽器・おもちゃ系で特に差が出ます。
迷いすぎて時間が溶ける人は、保留ルールを作るのがおすすめです。
迷った商品は「今決めない」と決めるだけで、店内の判断が速くなります。
- 迷ったら写真を撮る(商品名・型番・値札)
- その棚を一周見てから戻って判断
- それでも迷うなら、今回は見送る(次回の課題にする)
失敗しやすいパターンと対策
初心者の失敗は、ほぼ次の3つに集約されます。
先に知っておくだけで、ムダな仕入れがかなり減ります。
- 相場不足
- 付属品ミス
- 送料負け
値札が安いだけで買う(相場を見てない)
「安い=利益」ではありません。
回転や相場がズレていると、結局値下げになって利益が削れます。



迷ったら、
回転(売れている回数)を先に確認してから
判断するとブレません。
付属品を見落とす
特に白物家電・ゲーム機・楽器系は、付属品の有無で売値が変わります。
例:リモコン/ACアダプター/ケーブル/説明書/専用パーツ(スタンド・アタッチメントなど)
仕入れのときに、必ず確認しましょう。
チェック項目を固定するとミスが減ります。
大きい物で送料負けする
店舗仕入れだと、
「店では小さく見える」問題が起きやすいです。
仕入れ判断のときに、配送サイズを一瞬でも意識できると強いです。
さらに迷いが減る「除外ルール」(見ない場所を決める)
見る順番と同じくらい大事なのが「見ない場所」を決めることです。
【除外ルールの例】
・定価に近い新品コーナーはスルー
・明らかに回転が遅い棚は後回し
・Amazon本体が強い現行品(利益が出にくい)は深追いしない
「見ない場所」を決めるだけで、店内での迷いがさらに減ります。
仕入れ後にやること(ここまでやると利益が安定する)
店舗仕入れは「その場で買って終わり」にすると、毎回ゼロからになります。
仕入れ後に次の2つをやるだけで、次回がラクになります。
1)店舗の特徴をメモして「当たり店」を残す
店舗ごとに、値付けが甘い/辛い、強いジャンルが違います。
軽く残すだけで資産になります。
・日付:〇月〇日 〇〇時
・店名:〇〇
・強い棚:家電・おもちゃ(など)
・値付け傾向:全体的にやや甘め/厳しめ
・当たり商品:〇〇(型番+仕入れ値+売値)
・ひとこと:ワゴンが強い、補充が夕方、など
2)当たり商品はリピート仕入れへ
一度利益が取れた商品は「型」になります。
相場確認や仕入れ先の拡張ができると、店舗仕入れが安定します。
まずは「利益が取れた商品」を1つだけ記録して、次回も同じ棚から探してみてください。
店舗仕入れで大事なマナー
長く稼ぎ続けるには「店に嫌われないこと」も基本です。
・通路を塞がない
・棚を荒らさない
・全頭検索で長時間居座らない
これを意識するだけで、仕入れが続けやすくなります。
次のステップ(関連記事)




まとめ|店舗仕入れの基本は「順番」と「判断基準」を固定すること
店舗仕入れは、
知識より先に「見る順番」を固定すると強いです。
判断基準は「利益・回転・コンディション・上限」の4つでOK。
仕入れ後に「当たり店」と「当たり商品」を資産化すると、次がラクになります。
次回の仕入れは、この記事の「見る順番テンプレ」と「判断表」を見ながら一度だけ回ってみてください。

